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Ren Structural Engineers Co.,Ltd.
愛・地球博 バイオラング
・竣工年 2005年
・設計・監理 栗生総合計画事務所
計画・環境建築
・構造設計 中田捷夫研究室+レン構造設計事務所(二連木清 大沼健一)
・場所 愛知県長久手
・構造 S造
・掲載記事 新建築 2005年5月号掲載
2005年日本国際博覧会(愛・地球博)の長久手会場センターゾーンのバイオラング(ステージ・広場)である。
施設は博覧会が終えた後は撤去する仮設建物である。
ステージ上屋主体構造は中田捷夫研究室、ステージ及び広場はレン構造設計事務所が担当した。
中田研究室が担当するステージを囲う緑化パネルの外壁を支持する部材は、異形鉄筋によってフレームを構成している。
鉄筋の接合は「割ナットシステム」を開発し、組立・解体のし易さを求めて設計を行った。
レン構造事務所が担当するステージ・広場は、床の下は川が渡り川をまたぐ架構形式であるため、ロングスパンの鉄骨トラス梁とし両側端部を杭で支持した。
博覧会が閉会した後、杭の撤去も考慮して先端羽根付き鋼管杭を採用した。
トラス梁と鋼管杭の接合は組立・解体のし易さを求めてコンクリートを使用せずボルト接合とした。また、杭の施工精度を考慮した接合部のディテールとする必要があった。
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