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UNIQLO PARK 横浜ベイサイド店

・竣工年          2020年


・設計・監理        藤本壮介建築設計事務所 大本組


・構造設計         大本組(谷本和大 山成裕之)

              +レン構造設計事務所(二連木清 大沼健一)


・場所           神奈川県横浜市金沢区


・構造           S造


・受賞、掲載記事      第10回 横浜・人・まち・デザイン賞2022

              新建築 2020年7月号掲載

              商店建築2020年8月号掲載

アウトレットのリニューアルに伴う店舗の計画であり、横浜ベイサイドの半円状のマリーナに面して東京湾を望むことの出来る敷地に計画された。   

ユニクロパークというコンセプトは、トータルプロデュース・コンセプトデザインを手掛ける佐藤可士和さん、基本構想担当の藤本壮介さんとの中で、「屋根面全体で子どもたちが遊べるような、そんなパブリックスペースが店舗と隣接していたら、今までにない新しい業務を提案できるのではないか」というアイデアからプロジェクトが動き出した。   

基本構想及びデザイン監修を藤本壮介建築設計事務所、実施設計・施工を大本組が担当し、実施設計の構造設計を大本組+レン構造設計事務所で行った。   

建物の平面形状は5角形であり、立面形状は正面から屋上まで階段状に登れる形状とし、途中階にガラスボックスのエントランスを設け、また遊具を配置して子供たちが楽しめる屋外空間としている。   

構造的な基本計画・実施設計にあたっては、建物形状・立面形状が複雑であったため、数パターンの構造フレームを検証し、また工期・コスト面及び施工性なども考慮した上で構造計画を進めた。   

計画敷地は東京湾沿岸の埋立地であることから杭基礎を採用した。   

杭先端を支持する支持層は土丹層であるが、横浜地区特有の土丹層レベルの不陸が懸念されたため、ボーリング調査8箇所、支持層レベルを調べるラムサウンディング試験を11箇所行い、敷地全体の支持層レベルのコンター図を作成し土質性状を把握した上で杭長を設定し、建物の安全性を確保した。



カーサ ブルータス【対談】佐藤可士和×藤本壮介が語る〈ユニクロパーク〉誕生秘話

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